ミッシェルガンエレファントのボーカルだったチバユウスケさんがお亡くなりになりました。
ずっと食道がんで療養されていたチバユウスケさん。
でもいつか元気な姿を見られると信じていました。
ショックすぎて言葉が見つかりません。
めちゃくちゃかっこいい人でした。
チバユウスケさんのかっこよさを、もし知らない人がいたら知って欲しいです。
この記事ではチバユウスケさんの素敵なエピソード15選をまとめていきます。
チバユウスケの訃報
2023年12月5日、チバユウスケさんがお亡くなりになったことが公式サイトで公表されました。
チバユウスケさんは今年の4月に食道がんを公表し休養されていました。
元「ミッシェル・ガン・エレファント」のボーカルで、バンド「The Birthday」のボーカルでギターのチバユウスケさんが、11月26日に死去したことが分かった。
5日に公式サイト及びインスタグラムで報告された。
55歳だった。
チバさんは今年4月に食道がんを公表し、休養していた。
スポーツ報知
まだ55歳。
早すぎるチバユウスケさんの訃報に、世間やネット上では悲しみの声が溢れています。
チバユウスケのかっこよすぎる伝説のエピソード6選
チバユウスケさんには数々のかっこよすぎる伝説のエピソードがあります。
たくさんありすぎるので厳選するのが難しいですが、まずは個人的に特に好きなエピソード6選を先にご紹介いたします。
1、ミュージックステーションで急遽2曲を歌い上げる
2、インタビュー中に寝る
3、エンジニアブーツで高尾山に登る
4、甲本ヒロトとマーシーにお金を借りる
5、フジロックフェスティバルで迷子になる
6、携帯電話を持っていない
1、ミュージックステーションで急遽2曲を歌い上げる
2003年6月27日(金)に放送された音楽番組「ミュージックステーション」で女性デュオ「t.A.T.u.」がドタキャンするという事件が起こりました。
このドタキャンでミッシェルガンエレファントは歌う順番が急遽変わってしまうというハプニングが起こります。
しかし見事に歌い上げたミッシェルガンエレファント、やれやれ良かった…と思ったのもつかの間、「t.A.T.u.」は出てきません。
MCのタモリさんは困り果て「CM開けまでに出てきてくれれば間に合うよ」とCMへ。
しかし結局CM後も「t.A.T.u.」が出てくることはなく、すでにステージを終えていたミッシェルがリハ無しのぶっつけ本番でもう一曲披露するという異例の事態に!
タモリさん「やっぱりt.A.T.u.は出てきませんでした(笑) 楽屋から一歩も出てこないということで(笑)」
そして…
タモリさん「急遽!ミッシェルガンエレファントにもう1曲お願いしました!セットはありません!」
女子アナさん「よろしいでしょうか?それでは、ミッドナイト・クラクション・ベイビーです。どうぞ!」
バックのセットも無し!曲のタイトルや歌詞のテロップも出ない!後ろでスタッフさん達が動き回る!
あまりに突然のことに、出演者も観客もどよめくという異様な状況の中で、ミッシェルガンエレファントまさかの2曲目の演奏が始まります。
しかしミッシェルガンエレファントはこのとんでもないアクシデントをものともせずに、超超かっこいいパフォーマンスでその場を圧倒!
このミッシェルガンエレファントのパフォーマンスは、Mステの企画でもう1度みたい回ランキングにもいつも上位に入ってくるほどの伝説となりました。
2、インタビュー中に寝る
チバユウスケさんの伝説のエピソードの中でも印象的なものの1つに「インタビュー中にビールを飲みながら寝てしまった」というものがあります。
まず、インタビューする前から缶ビールを片手に現れて、さらにロング缶のビールを開け、眠ってしまう。
スッタフに起こされると「おかわり」と言った。
自由すぎるチバユウスケさんの大好きなエピソードです。
チバに初めてインタビューをしたのは数年前だが、そのインタビューのことは今でもハッキリと覚えている。
そのときも缶ビールを片手に取材部屋に現れたチバは既にほろ酔いだった。
インタビューは無事始まったが、今度はロング缶のビールを開けた。
インタビューが進み、いくつかの質問をし、その質問の答えを熟考しているように見えたチバだったが、しばらくして気づいたら……寝ていた。
スタッフが気付きチバの肩を揺らすと、目を覚ましたチバは開口一番こう言った。
「おかわり」と。
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/28627/2/1/1
チバユウスケさんは、何だか可愛くて憎めない方でした。
3、エンジニアブーツで高尾山に登る
チバユウスケさんはなんと高尾山に、エンジニアブーツで登ったという伝説があります。
しかも2回も!
ありがとうございました。
最後と言いながら、もうひとつだけどうしても確認したいことがあるんです。僕が大学に通っていた頃、まことしやかに囁かれたチバさんにまつわる都市伝説があったんです。
それはチバさんがエンジニアブーツて高尾山を登ったというものなんですけど。
これは真実なんですか?
引用元:https://popeyemagazine.jp/post-135429/
あー、それは本当だよ(笑)。
2回登った。
エンジニアが一番楽なんだよ。
エンジニアはね、よくできていて、そこら辺のスニーカーで行くより絶対にいいと思うけどな。
足首も守ってくれるし。
1回目か2回目か忘れたけど、イマイ(アキノブ)くんとも登ったよ。
そしたら、The Birthdayを辞めちゃった(笑)。
まぁ、それは冗談なんだけど。
っていうか、なんで知ってんだよ、そんな話!
引用元:https://popeyemagazine.jp/post-135429/
エンジニアブーツを履きたくなりますね…。
4、甲本ヒロトとマーシーにお金を借りる
チバさんは、昔お金を持たずにコンビニに行って(なぜお金を持たないのか?)、そこにたまたま甲本ヒロトさんとマーシー(真島昌利)さんが漫画を立ち読みしていたそうです。
そこでふたりに1000円ずつ借りました(チバさんが何を買ったのか気になる…知っている方教えてください)。
後日それを知ったTOSHI-LOWさん(BRAHMANのボーカル)に叱られたそうです笑。
チバさんて本当に可愛いですよね。
5、フジロックフェスティバルで迷子になる
チバユウスケさんは2003年のフジロックフェスティバルで、出番まで自転車に乗って場内を散策していました。
しかし迷子になってしまいます。
携帯を持っていなかったチバさん、スタッフは「チバさんがいない!」と大慌てだったそう。
結局自力で戻ったそうです笑。
2003年は3日目のレッド・マーキーでの<Sunday Session>で冷牟田さんのTabooにDJ出演しましたね。
引用元:https://frf-en.jp/talking-about-fuji-rock/yusukechiba/2
出たねぇ。
そうそう、あれで想い出すのは、自分の出番まで時間があったんで、スタッフ用の自転車を借りて、場内を散策していたら、道に迷っちゃったこと。
「チバが出番なのに、いない!!」って、みんなが騒いでいたという。
引用元:https://frf-en.jp/talking-about-fuji-rock/yusukechiba/2
チバさん、携帯持ってないですから連絡つけられないですもんね(笑)。
引用元:https://frf-en.jp/talking-about-fuji-rock/yusukechiba/2
自力で何とか戻ったよ。
引用元:https://frf-en.jp/talking-about-fuji-rock/yusukechiba/2
しかし、チバさんが自転車に乗っている姿、見てみたかったなぁ。
引用元:https://frf-en.jp/talking-about-fuji-rock/yusukechiba/2
そう?乗れるんだゼ、ちゃんと。
ちゃんとかは分かんねぇけど(笑)。
あの日も乗っていてコケた記憶がある。
引用元:https://frf-en.jp/talking-about-fuji-rock/yusukechiba/2
6、携帯電話を持っていない
チバユウスケさんは一年前のインタビューで「オレ携帯持ってないから」と答えています。
(2003年にフジロックフェスティバルの会場で迷子になって携帯を持っていないから連絡がつかないということもあったのにブレない)
かっこよすぎます…!!!
時代に流されないということがどれほど難しいか、みなさんもご存知でしょう。
どんなに「これは持ちたくないな」「このアプリは入れたくないな」と思っても、周りがみんな持っていたり入れていたりするとそこに合せてしまいますよね。
でもチバユウスケさんはそういったことはない、本当にブレないかっこいい方なんですね。
ただiPadは持っていて、インスタのアカウントもあります。
こちらでチバユウスケさんの「携帯持ってないから」を見られます。↓
その他の伝説エピソード9選
続いては残りの9つのエピソードをご紹介します。
1、広告会社に就職が決まっていたウエノコウジさんに対し、「いいじゃん。俺についてきたら間違いないよ」といい就職を蹴らせる。
(本当に間違いなかったところがまたすごいですね!)
2、デビュー前に新宿ロフトのライブで客席にダイブしたが、お客さん達が避けたため背中から落ちてしまった。翌日バイトを休む。
(無事で良かった…)
3、デビュー当初、横浜のライブで客席にダイブ(また笑)し、ステージに帰ってこれないままライブが終了してしまう
(今度は避けられなくてよかったです。一度痛い目に合っているのに再チャレンジするところがチバユウスケさんらしいですね)
4、ロサンゼルスのライブの時、音響、機材、照明、スタッフなど、数々の不安要素があり、中止をするかどうかという話になった。しかしチバさんは一切迷わずに「いいよ、やろう」と言い、見事成功させた。
(かっこよすぎます!)
5、デビュー前のコンベンションにて、悪酔いして、「お前らがロックをダメにしてるんだ!」と叫び、関係者を絶句させる。
(デビュー前というところがすごいですね!さすがチバさん!)
6、二階で呑んでいるメンバーをびっくりさせようと電柱に登り、落ちてしまう。翌日、アルバイトを休む。
(落ちるのが好きですねチバさん…)
7、「地方で、『弟子にして下さい』と言われた時の対処法は?」と聞かれて、「一緒に飲みに行ったらみんな辞めてくよ。ありえない飲み方するから」と答える。
(面白いけどちょっと怖い笑)
8、ロサンゼルスでのライブで名(迷)MC「ここ何県?」
(日本じゃないです…笑)
9、98年フジロックフェスティバルに参加した時、あまりに泥酔してファンに囲まれても逃げることができなかったため、スタッフに車に押し込まれ強制退去させられる
(チバさんらしいですね~、ファンは嬉しかっただろうな~)
破天荒だけれど、なぜだか可愛く思えてしまうチバユウスケさんの数々のエピソード。
こんな魅力的な方はなかなかいないのではないでしょうか?
チバユウスケを惜しむ世間の声
ネットはチバユウスケさんを惜しむ声が溢れています。
どのバンドマンよりもロックンローラーだと思っているという方。
チバさんは人生がロックそのものという方でした。
小学校6年生のときからずっと好きだったという方
病気を克服して帰ってくると思っていたという方。
みなさんそう思っていたのではないでしょうか、正直自分もそう思っていました。
泣いてしまったという方。
きっとそういう方がたくさんいると思います。
現実味がない、信じられないという方。
すごく共感します、本当に信じられないです。
そして櫻井敦司さんが亡くなったときも同じ気持ちになったことを思い出しました。
まとめ
チバユウスケさんの数々の伝説の中から12個のエピソードをピックアップしてご紹介しました。
本当に本当にかっこいい方でした。
55歳で亡くなるなんて早すぎます。
まだ信じられません。
チバユウスケさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後まで記事を読んでくださいましてありがとうございました。
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