週刊文春からの報道をきっかけに、現在物議を醸し出している宝塚歌劇団の問題。
この問題に対して勇気ある行動に出たと言われるのが桜木みなとさんです。
桜木みなとさんは、今回起きた女性団員の転落死という事態を重く見て、副組長の秋奈るいさんと宙組生徒半数以上にヒアリングを実施し、更に意見書を作成したというのです。
宙組の男役で二番手の位置にいる桜木みなとさんのこの行動が週刊文春の記事で明らかになり、世間からは称賛の声があがっています。
しかし一方で、桜木みなとさんに対して「退団に追い込まれないか」と心配する声もありました。
この記事では桜木みなとさんの今後について考察していきます。
桜木みなとはどんな人
桜木みなとさんが宝塚歌劇に出会ったのは小学生のころでした。
お母さんの知り合いが宙組の『エリザベート』のビデオを貸してくれたのです。
桜木さんにとっては初の舞台映像鑑賞でもあり、「こんな世界もあるんだ!」と驚き、夢中になりました。
そして宝塚だけでなく、お小遣いを貯めて舞台やミュージカル映画を観るようになり、やがて舞台に関わる仕事がしたいという思いが芽生えます。
中学生のとき授業の一環としての英語劇で主役を演じたことでその気持ちは決定的なものとなり、高校はお芝居や表現を学べるところへ進学しました。
そして宝塚音楽学校を受験し合格し、桜木みなとさんの宝塚人生がスタートします。
順風満帆に見える桜木みなとさんですが、宝塚に入ってからはかなり長い間悩み続けたそうです。
なかなか自信が持てず、いつまでも自分の個性や武器が見つからない時間がとても長く、男役の10年目を迎えても悩んでいたというから驚きました。
桜木みなとさんは「優等生」という評価にも「個性がない」と思えてもがき続けていたようです。
自分のことを「ストイックな完璧主義者で。届かない高い場所に合格ラインを定めては、できない自分を責めて追い詰めていた」と分析していました。
「当時の私は“優等生”という言葉に対して“なんでもできるけれど、個性がない”という意味にも感じてしまって。どうしたら変われるのか、殻を破れるのか、もがき続ける毎日。
とても真面目な方なのでしょう。
またご両親の教育方針を「自分の道を自由に歩いてもいいが人としての道は外れるな」だったのかもしれないと話しています。
そんな桜木みなとさんだから、今回宝塚で起きた悲しい出来事を放って置くことができず、自ら行動して宙組生徒半数以上にヒアリングを実施し、更に意見書を作成したのかもしれませんね。
宝塚という特殊な環境下でのこういった行動はなかなかできることではないでしょう。
桜木みなとの今後は?退団の可能性は?
桜木みなとさんの勇気ある行動には称賛の声が多くあがっています。
しかし同時に心配の声もありました。
桜木みなとさんの今後について3つの可能性が考えられます。
1、除名処分
2、退団
3、処分などはなく宝塚にそのまま在籍して活動
1つずつ考察していきます。
1、除名処分
宝塚歌劇団にはOG名簿というものがあるということで、このOG名簿から削除されることを除名処分と言うようです。
除名処分になると、宝塚歌劇団に在籍していたことが抹消されるということでしょうから、これはかなり重い処分でしょう。
過去には、宝塚を退団後にA◯女優となって除名処分を受けた方がいたという話も聞いたことがあります。
しかし、現在の宝塚の状況でもし桜木みなとさんを除名処分としたら、さらなる世間からの反発を招くでしょう。
宝塚としてもこれ以上世間に悪い印象を与えるのは得策とは言えません。
したがって除名処分ということはないような気がします。
2、退団
2つ目は「退団」の可能性です。
今回の桜木みなとさんの行動は、退団をも覚悟した上でのことなのかもという声がネット上にもありました。
桜木さんは退団覚悟で動いたんだろうね
男気があるわ
そして、それを踏みにじる宝塚運営よ
ガールズちゃんねる
あるかもしれない。この方トップ候補だもん。
切られる覚悟だと思うよ
ガールズちゃんねる
生え抜きだし、その時々の組の空気感とか宝塚という体質を分かった上での行動だろうから、玉砕覚悟でやってると思う
ガールズちゃんねる
確かに、相当の覚悟でないと自らヒアリングして文書を作成という行動には出られませんよね…。
桜木みなとさんが退団を覚悟して動いたというのは、あり得ない話ではないような気がします。
3、処分などはなく宝塚にそのまま在籍して活動
本来であれば、桜木みなとさんのこの行動は褒められこそすれ避難されるいわれはありません。
普通に考えれば、正義の行動をしたわけです。
とすれば処分はおかしな話ですよね。
それに、現在宝塚歌劇団に対して厳しい目が向けられています。
そんな中で桜木みなとさんを処分すれば、世間の反感を買うでしょう。
ですから表面上は特にお咎めはない、ということも十分に考えられると思います。
しかし表面上は何もなくとも、もしかしたら宝塚歌劇団に居づらくなる可能性はあるのかも…。
桜木みなとはトップになる可能性も?
宝塚ファンの間では、桜木みなとさんはいずれトップになると言われているようです。
桜木みなとさんは現在宙組所属。
ファンの間では、桜木みなとさんは「宙組の次のトップだ」という意見と、「トップにはなるがそれは別の組でのことだろう」と意見が分かれているようです。
桜木みなとは宙組以外でトップになる派
現在の宙組のトップは芹香斗亜さんです。
桜木みなとさんが宙組でトップになるには、現在トップの芹香斗亜さんが退団した後でしょう。
しかし、芹香斗亜さんの退団はまだ先であるだろうと予想している人が多いようです。
信じている、とまではいきませんが、おそらくトップ就任されるだろう、と予想しています。
でも宙組ではない、と思っていますので、芹香さんがそんなに短いはずないと思っています。
桜木みなとは宙組でトップになる派
宙組はこれまでトップ交代のときに、他組の御曹司がやってきて二番手枠になるという歴史を繰り返してきたそうです。
しかしその歴史を、桜木みなとさんの二番手で絶とうとしているという話もありました。
そしてその思惑はおそらく成功し、桜木みなとさんは次の宙組のトップになるだろう、と予想している人もいるようです。
桜木みなとは時間切れでトップにはなれない
桜木みなとさんは時間切れでトップにはなれないだろうという意見もありました。
現在他の組にもトップの空きがないようです。
そして、宙組の現在のトップ芹香斗亜さんが再来年にやめることはないであろう。
そうすると2026年になり、その頃には更に若手が育っているため桜木みなとさんは時間切れになるのではないか、ということでした。
★宝塚歌劇団は現状維持と発表
中には今回の件があったことで、イメージアップを図るために芹香斗亜さんが退団し、桜木みなとさんがトップになるのではという意見もありました。
しかし宝塚歌劇団は、現状の体制に変更はないと答えています。
女性が所属した宙組について、木場理事長は「宙組に問題があったとは考えていない」と述べた。
今後の宙組公演は実施可能かを見極めてゆくとし、芹香斗亜をトップとした体制に変更はないと述べた。
ヤフーニュース 11/14(火)
桜木みなとへの称賛の声
まとめ
今話題となっている、桜木みなとさんについて色々調べてみました。
ネット上では様々な考察や意見がありました。
今後この宝塚歌劇団の問題はどういった展開を見せるのか、注目していきたいと思います。
勇気ある行動をされた桜木みなとさんが、今後も変わらず活躍できることを心から願います。
それでは今回はこの辺で失礼します。
最後まで記事を読んでくださいましてありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (1件)
これで除名されるようなら、宝塚はおしまいですね。