2019年に3億3千万円という脅威の売り上げでホスト界を震撼させた超超超カリスマホスト「渋谷 奈槻(しぶや なつき)」さん。
「しぶなつ」の愛称でも有名で、水商売の世界では知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。
現在はホストは引退して経営側にまわり、たくさんのホストクラブの面倒を見ているようです。
そんなしぶなつさん、少し前にガンだったことを公表してます。
ということで、この記事ではしぶなつさんが何のガンだったかやそのガンについて調べてみました。
しぶなつが顔の腫瘍(ガン)を公表
2023年1月30日、しぶなつさんはガンであったことを告白する動画をあげました。
「私今こんな元気に過ごしているように見せておりますが、なんと大手術をしまして。」と語り出し、「顔の腫瘍を取った」ことを視聴者に報告します。
そうです、しぶなつさんのガンの場所は顔だったのです。
顔のしこりに気づいたのは3、4年前だったそうです。
病院で検査を受けた結果、悪性ではないということが判明。
「気にならなければ今すぐ取る必要はないので腫瘍が大きくなったら考えましょう」ということで、しばらくそのままで過ごしていました。
すぐに手術をしなかったのにはもう一つ理由があって、手術で顔面神経を傷つけ麻痺が残る恐れもあったからです。
ホストは接客業で顔も大事な商品ですから、もしものことがあったらと考えるとためらったこともあり、様子を見ていたんですね。
そして近年になってアンチエイジングケアを考え出し、糸リフトなどをしたいと思ったこともあり思い切って手術を決めました。
手術は2022年の12月に行われたようです。
腫瘍を摘出し、念のために検査をしたところなんと悪性で癌だったことが判明。
放置していたら危険だったこと、転移の可能性もあるかもしれないことを動画で語っています。
大きなショックを受けているであろうに、気丈に振る舞うしぶなつさんは本当にすごい方だなと思いました。
しぶなつさんが癌を報告した動画はこちらです↓
その後の経緯
転移はなかった
がんだったことを告白してから約三ヶ月後の2023年4月5日に、しぶなつさんが「がんの転移はなかった」と動画を出しています。
これを聞いて本当に安心したファンがたくさんいたと思います。
ファンはがん告白から三ヶ月の間すごく心配していたでしょうし、しぶなつさん自身もきっと不安な日々を過ごしたことでしょう。
嬉しい報告を聞けて本当に良かったです。
しかし、しぶなつさんは動画の中で「今後も三ヶ月に一回は検査して経過を見ていく」ことや「一度がんになったら5年10年」「いつまた転移するかわからない状況」ということも話していました。
確かにがんは一度なって手術をしても、再発の可能性があると聞きます。
5年10年と長いスパンで考えていかなくてはならないのでしょう。
そして「転移がなかった」という報告の後、しばらく動画を休止するという発表がありました。
動画再開
しばらく動画を休止するという報告から約三ヶ月後の2023年7月7日、しぶなつさんのチャンネルが復活しました。
もしかしたらもっと長い期間、チャンネル休止になるかもしれないと思いっていたのファンは嬉しかったでしょう。
「僕の新しいストーリーが始まります」というタイトルの動画。
とてもお元気そうなしぶなつさんを見ることができます。
そこからはコンスタントに動画がアップされています。
きっとまだ検査にも通っていらっしゃることと思いますが、今のところ転移などの問題も起きていないように見受けられます。
しかし一度がんについて話す動画があがっていました。
しぶなつさんは動画の中で
「癌になって考えさせられるのが、残りの命そんな長くないなと」
「癌って一生付き合っていかないといけない。転移とか繰り返すので。長くて10年とかっていう感覚」
ということを語っています。
しぶなつは何ガン?
動画を見ると、しぶなつさんは「何ガン」とははっきりお話されていないように思います。
ですので、しぶなつさんのお話から何ガンかを調べてみました。
耳下腺がん
しぶなつさんは動画で「耳下腺というところの腫瘍」と話しています。
ですからしぶなつさんは「耳下腺がん」だったのではないかなと思います。
「耳下腺」とは耳の前(耳前部)から下(耳下部)にかけての臓器です。
ここは唾液を産生、分泌する臓器で、耳下腺の中には、顔の筋肉を動かして表情を作る顔面神経が通っています。
「手術で顔面神経を傷つける恐れもある」という話も、耳下腺癌と合致します。
また耳下腺にできた腫瘍を調べるには、がんが疑われる部位の細胞を採取する「穿刺吸引細胞診」を行うそうです。
耳の前、あるいは下に腫瘤がある患者さんには、まずその腫瘤ができた経緯を聴き取りつつ、視診と触診を行います。
この段階で良性、悪性の鑑別が可能な場合もあります。
続いて超音波エコーを実施しつつがんが疑われる部位の細胞を採取する「穿刺吸引細胞診」を行います。これによって、病理組織型という「がんのタイプ」を見極め、悪性度を知ることが可能ですが、完全には判別できないこともあります。
またがんの大きさ、進展度を知るためにはMRI検査も有用です。
https://www.jibika.or.jp/owned/toukeibu/topics/parotid-cancer.html
穿刺吸引細胞診は細胞診の一種で、病変部に直接細い針を刺して細胞を吸い出します。
おそらく動画の中で、しぶなつさんが「針で刺して検査するんですけど」と話していた検査だと思われます。
そしてしぶなつさんが、腫瘍のあった位置を手で指し示している場所を見ると、耳下腺がんの位置と同じところでした。
・しぶなつさんが「耳下腺の腫瘍」と話している
・耳下腺には顔面神経が通っていて、手術で顔面神経を傷つける恐れがあるという話と合致する
・腫瘍を調べるときの検査の方法
・しぶなつさんが腫瘍の位置と話している位置と耳下腺癌の位置が同じ
以上4つの理由からしぶなつさんが患っていたのは「耳下腺がん」ではないかと予測してみました。
耳下腺がんは、がんの中では「希少がん」に分類されるかなりまれな疾患だそうです。
耳下腺に生じる腫瘍(できもの)を耳下腺腫瘍といい、その中でも悪性のものを耳下腺がんと言います。
がんの中では「希少がん」にも分類されるかなりまれな疾患で、国内で1年間に行われる良性の耳下腺腫瘍の手術が約6000件、良性腫瘍と悪性のがんの比率は約10対1と言われています。
1年間に新たに耳下腺がんと診断される人は、人口10万人あたり0.6人というデータもあります。
https://www.jibika.or.jp/owned/toukeibu/topics/parotid-cancer.html
そういえば「耳下腺がん」というのは、聞き慣れないですね。
この耳下腺の腫瘍は、良性の場合は触るとしこりがある以外に痛みなどの症状がないことがほとんどのようです。
しかし悪性になると、痛みが出たり、顔面神経麻痺の症状が出たりすることもあるのですが、しぶなつさんはそういった症状は全くなかったようですね。
耳下腺がんの悪性度が高くなると症状の発生頻度が高くなるというデータもあるようですが、しぶなつさんは転移がなかったので悪性度がそれほど高くなかったのかもしれません。
まとめ
今回はしぶなつさんが何ガンを患っていたのかを調べてみました。
おそらく「耳下腺がん」であると思われます。
それにしても、がんを公表した時のしぶなつさんが非常に冷静で、すごいなの一言ですね。
なかなかあんな風に冷静に語ることはできないと思います。
もちろんご本人の気持ちの中では様々な想いがあったでしょうが、それを感じさせないところがさすがですね。
手術は成功し転移もなく現在もお元気そうですから本当に良かったです。
これからの活躍も楽しみですね!
それでは今回はこの辺で失礼します。
最後まで記事を読んでくださいましてありがとうございました。
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